音楽も聞きますが、主に楽曲制作やミキシングで使うことを考えて買いました。
今までSONYのMDR-V6というヘッドホンを6年くらい使っていましたが、椅子に引っ掛けて落とした際に壊してしまったので買い替えました。1ヶ月ほど使用した感想を書いてみたいと思います。
付属品など
ケーブルが3種類付属しており、ヘッドホンの根本から挿し替えて使えるようになっているのが素晴らしいです。ここ最近のトレンドなのかもしれませんが、用途に合わせて選べたり、断線しても他のケーブルに替えられるのは素晴らしい。
Amazonやサウンドハウスでも純正の交換用のケーブルが2000円程度で売られているようです。
また、スタジオやライブ等の現場で、他のケーブルと絡まってしまった際にも役に立ちそう。
本体側のジャック。プラスチックの接合部分があまり綺麗ではないように思います。
挿した後、ひねって固定するので、不意に抜けてしまう心配はなさそうです。
本体側のプラグは2.5mm?のステレオプラグっぽい。
それから、MDR-V6ではカールコードがダルダルすぎて机の上のオーディオインターフェースに繋いで使うとコードが床についてしまい、椅子の脚で引っ掛けてしまう事がよくあったのですが、このカールコードはカール部分の長さが短めで、伸縮性も適度にあるので使いやすいです。今のところ、カールが絡まったりもしません。
もちろん、ミニプラグと標準プラグの変換も付属しています。ネジで固定するタイプ。
この部分は全体がメタルプラグになってるMDR-V6の方がデザイン的には好きです。
耳に当てる部分。角度が自由自在で、DJの片耳モニターとかには使えそう(DJしないけど)。
以前使っていたMDR-V6でも折りたたみは出来ましたが、折りたたんだ際の大きさもそれより一回り大きいくらいのサイズになります。
その他感想
装着感はわりとしっかりしていますが、下を向くと少しずり落ちてくるような感じもあります。この辺は人によると思うのでなんとも言えないですが……。
あと材質の質感はSONYの方が良かったような気がします。値段なりに本体の作りはしっかりしていますが、いかにもプラスチックというような表面の質感が少し残念です。
音は、全体的にドンシャリ気味で、ボーカルが少し遠く聞こえるような気もします。
低域の解像感がとても高くて、ベースやキックの細かい処理がしやすく、海外のテクノやクラブ系のプロヂューサーに愛用されているのも納得出来ました。
遮音性は高いですが、音漏れはそこそこあるので、外や電車の中で音楽を聞くのには向いていないかもしれません。
今まで使用していたMDR-V6はイヤーパッドが少しもろく、2年に1度くらいの頻度でイヤーパッドを交換していましたが、このヘッドホンはどれくらい持つのでしょうか。長く持つといいのですが。